ANAマイルを効率的にポイント交換するというソラチカルートが事実上終了となります。2019年12月にLINEポイント→メトロポイントのルートが終了となります。
メトロポイント→ANAマイルの交換ルート自体は引き続き残りますが、メトロポイントを貯める(ポイント交換する)方法がなくなり、東京メトロ(電車)への乗車が条件となります。
2018年3月にポイントサイトからの交換が終了となり、2019年12月でLINEポイントからの交換も終了です。ここ数年にわたって多くのANA陸マイラーのマイル交換を支えてきた偉大なポイント交換方法がいよいよ終了です。
ソラチカルートとは何だったのか?
ご存知の方も多いと思いますが、軽く説明を。
ソラチカルートというのはポイント交換でANAマイルを効率的に貯める方法です。
様々なポイントは複数のポイントを交換することができます。たとえば、楽天ポイントは100ポイントを50ANAマイルと提携によって交換することができます。
たいていのポイント交換だと金銭的に価値にして50%相当が交換レートの最大値でした(100円相当のポイントが50ANAマイル)
ソラチカルートというのはこの交換によるレートを極めて高レートで行うことができたポイント交換の仕組です。
他のポイント→メトロポイント→90%→ANAマイル
2018年3月まではいろいろなポイントを「メトロポイント」と交換することができました。そのため、このソラチカを利用したポイント交換がANA陸マイラーの中心でした。
ところが2018年3月に各ポイントとの交換が終了となり、LINEポイントだけが残りました。交換レートはわずかに下がりましたが、それでも81%という高レートで交換できていたわけです。
他のポイント→90%→メトロポイント→90%→ANAマイル
ただ、この交換の最後の砦だったLINEポイント→メトロポイントの交換(実質81%)も終了によって塞がれます。
メトロポイント→ANAマイル自は引き続き交換できますが、メトロポイントを貯める手段自体が少ないので、東京メトロ(電車)に乗りまくっている人以外は旨みがほとんどないと思います。
残るANAマイルのポイント交換はTOKYUかnimocaの二つ
ソラチカルートが実質的につぶれてしまう事で、ANA陸マイラーに残されたのは二つの方法です。
TOKYUルートかnimocaルートです。多分、全国的にはTOKYUルートがよくて、地域限定でnimocaルートって感じでしょうか。
これ以外にJQカードセゾンを使って70%還元にできる方法もありますが、必要なカードの数が多い(最低でも3枚必要)ということを考えると面倒なので今回は紹介割愛します。
TOKYUルート(還元率75%)
ANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカード
というクレジットカードを保有者が使えるANAマイルのポイント交換です。このクレジットカードをお持ちの方は、TOKYUポイントを75%という交換レートでANAマイルに交換できます。
81%だったLINE-ソラチカルートと比較するとレートは悪くなりますが、TOKYUポイントにはポイント交換の手段が多いことを考えると、よりやりやすいと思います。
ポイントサイトの「すぐたま」経由でANA TOKYU POINT ClubQ PASMO マスターカードを作成すれば現在1750円相当のポイント還元もやっています。
基本はこちらでしょうね。ただ、LINE-ソラチカルートの閉鎖で多くのANA陸マイラーがこちらに押し寄せてくることになると思いますので、近々の改悪も考えておく必要があるかもしれません。
nimocaルート(還元率70%)
ANA VISA nimoca
というクレジットカード保有者が使えます。TOKYUルートよりも還元率が落ちて70%の交換レートです。
nimocaポイントというポイントをANAマイルに交換できます。私は福岡市民なのでnimocaポイントを結構貯めているので、こちらのポイント交換も結構活用してます。
西鉄系の商業施設とかで結構ポイント貯まるんですよね(地元ネタ)。
ただ、nimocaポイントをANAマイルに交換するにはnimocaのポイント交換機を使ってやる必要があります。やり方は「こちら」。
福岡によく行く人はいいかもしれませんが、それ以外の方はちょっとハードル高いかもです。
ANA VISA nimocaもポイントサイト経由で作るといいですね。還元額が大きいのは「ちょびリッチ」ですね。1500円相当がカード作成で還元されます。