福岡の陸マイラーがマイルを貯めてハワイに行くブログ

飛行機に乗らずに貯めたマイルでハワイにビジネスクラスで行きたいです。あと、ディズニーのタイムシェア(ディズニーバケーションクラブ)も興味があります。マイルとタイムシェアで旅行を楽しみたいですね。

ANAの株主優待4枚(16000円相当)をたったの1000円弱で手に入れる方法

ANAマイラーの方でSFC(スーパーフライヤーズカード)を目指している方も少なくないようです。

note.credit-119.com

そんなSFCを取得するための修行(飛行機に乗ること)を楽にしてくれるのがプレミアムクラス(株主優待割)の利用。PP効率はいいんですけど、優待券の確保が大変です。ANAの株を普通に買うのもリスクがあるし・・・。

そんな方にお勧めのANAの株主優待券4枚(16000円相当)をたったの1000円弱で手に入れる方法を紹介していきます。

 ANAの優待券を空売り+現物買いでゲットする

すでにかなり手広く知られている方法です。
少し専門的な知識が必要になりますが、ANAの株を買って同時に信用取引を利用して同じ株を空売りするんです。

現物買い:株価が上がったら儲かる
空売り:株価が下がったらこ儲かる

この二つを組み合わせることで、株価が上がろうが下がろうが関係なし!という状況を作ることができるわけです。

 

まずは証券会社に口座を作る

後述しますが、一般信用でも空売りができるSBI証券がおすすめです。
ちなみにハピタスを経由してSBI証券に口座を作れば4000P(3600ANAマイル)がもらえます。これだけでもうれしいですね!

f:id:showchan82:20160624161318p:plain

>>ハピタスはこちら

 

口座開設後に信用取引口座を作る

ちなみに、信用取引口座を開設するときには簡単なテストがある場合があります。詳しいことは下記のサイトをご覧ください。

www.margin-trade.com

 

資金を入れる

ネットバンクや都市銀行に口座があればオンラインバンキングから入出金が可能です。ANA株4000株だとだいたい120万円くらいです。1000株なら30万円くらいですね。
2016年6月24日の株価で計算

 

ちなみに住信SBIネット銀行なら、SBIハイブリッド預金というものを利用して預金の共有が可能です。

 

www.money-navi.net

 

ちなみに、住信SBIネット銀行の口座もハピタス経由ならポイントが貰えます。

f:id:showchan82:20160624161546p:plain

>>ハピタスはこちら

 

権利付き最終日に現物買い+信用売りを両建てする

株主優待の権利を獲得するには「現物買い」+「信用売り」を権利付き最終日までに行う必要があります。信用売りには金利がかかるので、できるだけ最終日に行うのが良いです。

権利付き最終日については下記のサイトで確認できます。ANAの場合は3月と9月です。

詳しい日程は「株主優待カレンダー」で確認できます。

 

ちなみに、もらえる株主優待は下記の株数によって変わります。効率が良いのは4000株までですね。

1,000株以上 1枚
2,000株以上 2枚
3,000株以上 3枚
4,000株以上 4枚 + 4千株超過分2,000株毎に1枚
10,000株以上 7枚 + 1万株超過分4,000株毎に1枚
1,000,000株以上 254枚 + 100万株超過分8,000株毎に1枚

 

注文としては、当日の9時前か、12時30分前の取引がされていない時間に両方の注文を同数で成行注文するとよいです。

 

翌日(権利落ち日)に現渡しして終わり

その翌日になったら、現渡しという取引をして決済して終了です。これでANAの株主優待がもらえる権利を取得できます。

 

この方法、株の売買手数料くらいでANAの優待券がもらえます。
ちなみに、SBI証券の場合、ANA株を4000株分、現物買い+信用売りの両方をしても1000円弱の手数料です。

www.stock-securities.com

つまり、1000円くらいのコストで優待券4枚がもらえるわけです。金券ショップだと4000円/枚くらいするので16000円分を1000円くらいのコストでもらえるわけです。
1枚足り250円ですね。

 

 

怖い怖い逆日歩に注意

ちなみに、注意したいのが「逆日歩」の存在です。逆日歩というのは空売りが増えたときにかかる追加のコストです。

詳しくは「逆日歩とは」をご覧ください。
とにかく、優待券を取ろうとして逆日歩が発生してしまうとその分が追加のコストとして乗っかってきてしまいます。

ちなみに、逆日歩の発生を前もって知ることはできません。わかるのは後からです。

 

以下はANAの過去の逆日歩です。金額は1000株(優待券1枚)当たりです。

2010年9月:50円
2011年3月:750円
2011年9月:1650円
2012年3月:1650円
2012年9月:450円
2013年3月:450円
2013年9月:1150円
2014年3月:500円
2014年9月:100円
2015年3月:650円
2015年9月:4000円
2016年3月:400円

 

優待券の価値が4000円くらいだとして、取得コスト(1枚当たり250円)を加味しても2015年9月の極端なケースを除けば、損はしなけいどけ……といった程度の逆日歩になっています。

 

逆日歩のリスクをゼロにする方法

とはいっても2015年9月のように不確実な逆日歩が付くというのは怖いですね。

そこでお勧めの方法の一つが信用取引を一般的な制度信用取引ではなく、一般信用取引を利用するという方法があります。

 

一般信用取引は個別の証券会社が独自にルールを決めている信用取引です。前述のSBI証券は一般信用取引で空売りが可能になっています。
制度信用ではなく、一般信用取引でこのテクニックを利用すれば逆日歩を発生させずに優待がゲットできます。

 

ただし、ANAは人気優待なので、必ず空売りができるとは限りません。
下のサイトで具体的な発注方法が書かれていますので、ご一読の上ご利用ください。

 

SBI証券の一般信用取引で株主優待クロス取引のやり方

ANAの優待取りのために覚えておくφ(..)メモメモ

2016/06/24 16:06

 

以上、ANAの株主優待4枚(16000円相当)をたったの1000円弱で手に入れる方法でした。