JALが「JALマイルくじ」を開始します。1口500マイルで応募すると、最大1万マイルが当選するというものです。
期間は2022年3月11日(金)~3月31日(木)
JALマイルくじの中身
- 1等:10000マイル(1名)
- 2等:5000マイル(5名)
- 3等:1000eJALポイント(5名に1名)
- 4等:250eJALポイント(それ以外)
となっています。参加費は500JALマイルです。1等、2等が当せんすれば当然リターン大ですけど、当選人数が絞られすぎです。
3等、4等はeJALポイントでの還元になりますが、JALマイル1万マイル以上をeJALポイントに交換すると1マイル=1.5eJALポイントのレートで通常交換できます。
※現在はコロナ特別対応中でJALマイルが失効した場合も1マイルあたり1.5eJALポイントで交換してくれます。
というわけで、計算しやすいように1マイル=1.5eJALポイントでJALマイルくじを分析していきましょう。
- 1等:15000eJALポイント相当(1名)
- 2等:7500eJALポイント相当(5名)
- 3等:1000eJALポイント(5名に1名)
- 4等:250eJALポイント(それ以外)
となりますね。それで抽選には750eJALポイント相当が必要だということになrます。
期待値を計算
参加人数によって変わってきます。最低1000名くらいからだとしましょうか。
1000名が参加した場合の当選ポイントは以下のようになります。
- 15000*1=15000
- 7500*5=37500
- 1000*(998*0.2)=199600
- 250*(998*0.8)=199600
合計当選ポイント=451700
一方で必要なポイントは750*1000=750000
ということで期待値は60%程度ということになって結構割が悪い感じです。宝くじよりちょっといいかなという程度(笑)
参考:宝くじは貧乏人に課せられる税金?貧者の税金、愚者の税金といわれる理由
ちなみに、これは1000名で計算した場合です。1等、2等の本数が割合ではないため、これが2000名、3000名と参加者が増えれば増えるほど期待値は低下していきます。
最悪だと還元率は53.4%ほどまで低下します。
私ならやらないですね。
ちなみに、公式のキャンペーンページには有効期限の近いマイルをつかってとありますが、有効期限切れのマイルは記事中でも書いたように1.5倍でeJALポイントにしてくれるわけなので、これやるなら失効させちゃうほうがいいです。